はじめに
そもそもAMIが無ければ復旧できません。。 サーバーの設定やパッケージ更新する前は必ずAMIを作りましょう。
IPは変更になります。元のインスタンスを終了すれば、新インスタンスで同じIPを使用することができますが、元新比較で設定したい場合は、新しいIPにするしかありません。(AWSサポートにも問い合わせたが、できないとのこと)
サーバーが壊れているかの確認
EC2> インスタンスを右クリック> モニタリングとトラブルシューティング
システムログを取得
最後の方に”Kernel panic”といったログがあれば、インスタンスが壊れているので、作り直すしかない。
AMIからのインスタンス復旧手順
まずはリージョン(メニューバーの右上に表示されている)があっているか確認
復旧するEC2を表示しているときのリージョンと、 AMIを表示しているときのリージョンが一致していること
AMIからインスタンスを起動
AMIを右クリック>AMIからインスタンスを起動
初期設定
コピー元の情報を設定する。 手動でコピペしていくしかない。特に、ネットワーク設定は後から変更できないのでマストで設定する。
以下項目設定の際の補足 (他にもあるかもなので臨機応変に対応するしかない)
- アプリケーションおよび OS イメージ (Amazon マシンイメージ):AMIで自動で設定される
- キーペア(ログイン):コピー元インスタンス > 詳細タブ> 起動時に割り当てられたキーペア
- ネットワーク設定: 編集ボタンをクリックして詳細を設定する (大事なところなのにわかりづらい)
┗ファイアウォール(セキュリティグループ) 既存のセキュリティグループを選択する > 共通のセキュリティグループ: 選択しない(ネットワークインターフェイスから設定するため)
┗高度なネットワーク設定 > ネットワークインターフェイス: 新しいインターフェイス (コピー元のインターフェイスを使用したいが、1インスタンスに1インターフェイスなので流用できない>セキュリティグループを設定(正しいVPN、サブネットを選択していれば、 コピー元と同じグループを設定できる) - 高度な詳細:
┗終了保護は必ず有効にすること(誤操作等でインスタンスを終了してしまうのを防ぐ)
┗インスタンスの自動復旧: デフォルト
┗停止、モニタリング、 停止保護: 無効
インスタンスが起動した後の設定
インスタンスを右クリック>セキュリティ>IAMロールを設定
サーバーの設定変更
サーバーにFTPで新しいIPにアクセスしてみる。
その他サーバー側でIP変更に伴う設定があれば変更する(サーバー有識者に頼るしかない)。例えば以下
/opt/tomcat/apache-tomcat-9.0.24/conf/
アプリの設定変更
アプリケーションのソースコード内でIPを使用している箇所があれば変更する。
インシデント
インスタンスが終了できない
インスタンスに設定されている終了保護を変更する。
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