Apacheとは
- WEBサーバー。 ブラウザからHTTPリクエストを受け取り、レスポンスを返す(資源を画面に表示する)。
- URLが変わるたび (=新規ページを表示するために静的資源が必要になる)たびにWEBサーバーにリクエストが送られる。
- 静的資源はブラウザに保存されるため、リクエストはWEBサーバーから送られるのではなくブラウザがAPサーバーへ送信する。
- 上記のため、 画面遷移等、 新たに画面資源を取得する際はApacheを経由するが、それ以外(SSPのアプリケーションで、1ページ内の操作で複雑な計算・処理を行う場合など)はWEBサーバーを経由しない。ログもブラウザ出力でサーバーに残らないため、 画面側のエラーのデバッグは困難になることがある。
- WEBサーバーであるApacheに独自のカスタマイズを加えることは少ない。そのため、設定ミスが無い限りは500番台エラーを吐くこともない。 ここでエラーが発生する場合は基本的に予期しないエラー。
- Apacheは歴史も長く、純粋なログとして信頼度が非常に高い。 Apacheのログに現れる処理順やrefferer、メソッドなどは基本的に信頼できるものとして良い。
Apacheの設定ファイルはどこ?
/var/www/html:アプリの画面資源配置先
/etc/httpd/conf/httpd.conf:Apacheの設定
/etc/httpd/conf.d/ssl.conf:プロキシ、証明書、カスタムログ等の設定
Apacheのログ
以下のディレクトリに格納される。
/var/log/httpd/
- access_log:アクセスログ
- error_log:エラーログ
ssl_xxx_logはhttpsでアクセスした場合、xxx_logはhttpでアクセスした場合のログ
Apacheで使用するコマンド
- バージョン確認:apachectl -v
- ステータス確認:systemctl status httpd.service
- 再起動:systemctl restart httpd.service
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